いまさらきけない【リーマンショック】とは?

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リーマンショックってなんだっけ?

意外と現代の若者(わたし含め)って
名前はきいたことある、知っている、
けど説明しろと言われてもわからない。

そんな状態が多いのかなって思います。

 

解説しましょう。

「リーマンショック」ってなに?

リーマンショックとは、端的にいうと

「リーマンブラザーズという会社が経営破綻を起こしたことが
きっかけで起こった世界的な金融危機のこと」をいいます。

 

昨今、ドイツ銀行の破綻騒動や、

米中冷戦騒動、

新型コロナウイルスでの経済打撃があり、

混乱を招いています。

 

『リーマンショックと同等以上の金融危機が起こるかもしれない』


などといった声も聞くことも多いかと思います。

 


そこで、“リーマンショック”とは、

そもそもなにっていうところをお伝えします。

 

まず、リーマンショックの「リーマン」は

サラリーマンではありません。(笑)

「リーマン」は、アメリカのリーマン・ブラザーズ・ホールディングス(Lehman Brothers Holdings Inc.)

という大手投資銀行及び証券会社の名称です。

2008年9月15日にこのリーマンブラザーズが経営破綻をしました。

当時、莫大な規模で取引をしていたためアメリカだけでなく世界各国にも影響を与えた金融危機となりました。

 

◇リーマンショックが起こった背景

① ドットコムバブルの崩壊

インターネット関連企業の異常な株価上昇を指す経済現象で好景気だったアメリカは、2000年に入ってバブルが崩壊しました。

 

② 政策金利の引き下げ

アメリカの連邦準備銀行の2002年から2005年にかけて行われた金利引き下げ。

ドットコムバブルが崩壊し、米国のFRB(連邦準備銀行)は、なんとか経済を立て直そうと金利を引き下げたのです。

 

金利が下がれば、人はお金を借りやすくなり、銀行はお金を貸しやすくなります。

住宅価格の上昇に目を向けた金融機関や住宅ローン会社が

低所得者を融資先としてターゲットにし、所得が低い人々に

「サブプライムローン」という形で、金利の高い住宅ローンを販売しました。


※プライムローン:優良顧客向けの住宅ローン。金利が安い

サブプライムローン:信用スコアが低い人向けの住宅ローン。金利が高い

 

サブプライムローンは、

住宅価格の上昇が前提となっている」ローンで

信用のない低所得者でもローンが払えなくなっても

値上がりした住宅が担保なので売れば問題ない、としてローンが組めるものでした。

 

◇バブル崩壊の原因

◆低所得者への無謀な貸し付け

◆投資会社や証券会社による、「低リスク」にみせた証券化


サブプライムローンの債権を買った証券会社が
そのサブプライム証券と上場企業の株などと混ぜて売り出していました。

◆AIGによる審査の甘い元本保証


ただのごちゃまぜの証券だと顧客がよい商品かわからないので


AIGという保険会社に、優良証券の証である『AAA』という評価をつけさせました。

◆格付け機関の投資会社と証券会社


大手金融会社と保険会社は完全に会社の都合のいいように操作していました。


サブプライムローンは、最初は金利が低いのですが数年後に金利が跳ね上がる仕組みになっており、債務が支払いできない人が増えてきました。

 

住宅を売るということが続くと優良証券だと思って購入していた人々も


サブプライムローンだということに気づき始め、どんどん売却していきます。

その結果、債務不履行の証券が大量に残り、リーマン・ブラザーズとAIGは多額の負債を抱えます。

 

瞬く間に倒産し、株式市場を混乱に招き、世界経済を一気に不安定化させました。


このとき、証券を一斉にドルへ変える動きが広がったために市場に現金が不足しました。

経済を支えているのが「クレジット」ですから、そのクレジットが不足すると経済が停滞します。


※クレジットは現金の10倍は流通しているのです。

 


そしてアメリカ人は一斉にドルを引き出すと同時に日本円に変え始めました。

 

日本はリーマンショックの影響は少ないと考えられ、リスクを回避するために日本円が買われたのです。

 

為替は一気に円高へ。


日本の輸出産業は大打撃を受け、自動車などの工業製品の売り上げが激減。

日経平均株価も大暴落しました。

 

以上がリーマンショックの経緯です。

 

2020年のオリンピック開催も危ぶまれるなか日本の経済はどうなっていくのでしょうか。

 

 

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